ハナさん、ワクワクを探して。

暮らしの中にある胸キュンを......。

愛しのフレデリック


まもなく、保護猫ちゃんが来るので
快適な空間を作ってあげたくて
少しずつ家の中を片付けています。


今日は絵本がたくさん入っていた
本箱を一つ解体しました。


図書館でも引き取ってくれず
処分するつもりで
床に積み上げた絵本でしたが


夢中で子育てしていた頃の
若かった自分をも捨ててしまうような
悲しみに似た感情が湧いてきて.....


古いカップや土産物などが入っていた
ガラス戸棚を空けて
また絵本を収納してしまいました(◞‸◟)




レオレオニのフレデリックは
私の一番のお気に入り!!!



まもなくやってくる冬に備えて
ねずみたちは、食糧を蓄えるために
せっせせっせと働きます。



そんな時に、フレデリックは一人
寒くて暗い冬の日のために
光や色や言葉を
集めているのでした....。
他のねずみたちは理解できません。



やがて冬が来て
食料も少なくなるのと同時に
ねずみたちは寒くて
話す元気もなくなってきて.......



そこで
フレデリックは言うのです。


「目をつむってごらん。
 君たちにお日様をあげよう。
 ほら感じるだろ。
 燃えるような金色のひかり.....」



「青いあさがお」
「黄色い麦」
「赤いけし」
「野いちごの緑の葉っぱ」



そして
フレデリックは話し始めるのです。
まるで俳優のように......。


ひとりひとりが
どれほど
かけがいのない存在であるのかと!



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折にふれて私の心も
温めてくれたフレデリック......


今は
15歳で逝った愛犬マシューを
守っています。


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